避妊用低用量ピル、飲み方を間違えたらどうなる?

避妊用低用量のピルの飲み間違えには、飲み忘れと飲む順番の間違えがあるでしょう。 まず飲み忘れです。1シートの開始が遅れてしまった場合、生理の出血が起きてから7日以上たってしまっていると、卵巣の中で卵胞が育ち始めてしまっている可能性があるので、その周期での避妊効果が無くなってしまいます。 服用途中で飲み忘れた場合、気づいた時点で忘れていた分と当日分を飲みます。1日未満であれば特に問題ありません。丸1日経っていて2錠一度に飲むと、たとえ低用量ピルといえど吐き気・むくみなどの副作用が出ることがあります。薬の注意書きには丸2日忘れた3錠一度に飲む方法まで記されていると思いますが、3倍量内服すれば副作用も強く出ます。それ以上の飲み忘れは生理のような出血が起きてしまい慌てて再開しても手遅れです。出血が終わってから新しいシートを開始しなければいけません。 次に飲む順番を間違えてしまった場合です。低用量ピルは中に含まれるエストロゲンとプロゲステロンの割合と増減で、1相性と3相性のタイプに分かれます。生理痛に対して出される医療保険のきく低用量ピルは1相性、避妊用のものは3相性が多く使われます。3相性低用量ピルは、より自然の状態に近いため避妊用に処方されることが多いのですが、1相性を処方されている場合もあるので、現在使用しているピルがどちらのタイプか知っていることが大切です。 1相性は錠剤すべてが同じもので、エストロゲンとプロゲステロンが含まれます。3相性はプロゲステロンの量に増減があり、1シートの中で3段階に分けられています。 1相性のタイプはたとえ最後の列から逆行して内服しても変わりはありません。しかし、3相性のタイプは段階ごとにプロゲステロンの含有量が違うので逆行して飲んだり、1列間違えて飲んだりした場合は途中で出血が起こってきてしまいます。排卵も抑えきれない可能性があります。